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サッカーを通じて気づいた事

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サッカーの楽しさ、スポーツの楽しさを、みんなへ

レフェリーで変わる試合

今回のワールドカップ、誤審騒ぎがまだ収まらない。
ドイツ対イングランドの、44年前を思い起こさせる「疑惑のゴール」。
今回はドイツに流れが傾いた。
また、明らかにオフサイド・・と誰もが思ったアルゼンチン対メキシコの試合。
その流れのまま決勝トーナメントは進んでいる。
しかし先般のブラジル対オランダの試合。
笛を吹いたのは日本人西村雄一さんだ。
冷静さを欠いたブラジルの反則も増え、笛が絶えず鳴り響いたこの試合で、副審との連携もよく、冷静なジャッジと毅然とした態度で、一発触発の試合を最後まで乱闘なく進めていた。
過去のジャッジで、中国メディアから批判されていた西村主審なのだが、今回は中国からも称賛されている。
報道によると、
「西村主審を含む審判団のジャッジについて中国のスポーツメディア・体壇網は『メリハリがあった』と評価した。」
とある。
西村主審の過去のミスジャッジ。
それは、2005年韓国での東アジアサッカー選手権、中国対韓国戦でのことだ。
西村主審はファウルを犯した中国代表選手を間違えて、ファウルを犯していない選手を試合開始5分で退場させてしまい、その後退場させられるべき選手がレッドカードを提示されて退場させてしまう。
同じ選手が1試合で2度退場するというおかしなジャッジだ。
この試合から、中国での西村主審には強い反発心が生まれていたのだが、今回の中国メディアからの評価は、少しそれを拭い去るものになるかもしれない。
西村主審は中国メディアにこうコメントしている。
「審判とはこういうものです。100%用心するとは言えるが、100%確実にやり遂げることは難しい。試合の情勢はよく変わり、いかなることも起こり得るのです」
人間ミスはする。そのミスをどう乗り越え、次のミスをなくしていくのか・・・?
大切なことだと思う。
by mamore | 2010-07-05 12:32 | 雑感

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